こんにちは、takuです(@takuya_ccb)
みなさんはハンドルがないクッカーを使ったことはありますか?
ノーハンドルクッカーのメリット
- ハンドルが省略されたことで軽量化
- スタッキング性能と安定感が向上
- 道具を使う楽しさが味わえる
軽量化できるのはもちろん、スッキリとした形状で他のクッカーとスタッキングしやすい点が魅力です。
そんなハンドルレスクッカーですが、多くの優秀なクッカーを輩出してきたEVERNEWから遂に発売されました!
独自技術による圧倒的な薄さはもちろん、ハンドルレスになったことでよりUL思考のユーザーに寄り添ったクッカーに仕上がっています。
とういことで今回は「EVERNEW:チタンソロポットNH」を紹介します。
「ハンドルあり・ハンドルなし」で迷っている方の参考になるので是非最後まで読んでみてください!
- エバニュー:チタンソロポットの詳細
- ノーハンドルのメリット・デメリット
- スタッキングの実例紹介
EVERNEW:Ti Solo Pot NH(ノーハンドル)
チタンソロポットはその名の通り、 NH(ノーハンドル)のチタン製ソロクッカー。
ハンドルをなくしたことで軽量化やスタッキング性能の向上に繋がっていますが、果たしてその使用感はどうなったのでしょうか。
Ti Solo Pot NHのディティール
ハンドルがなく非常にスッキリした形状。
原型となっているチタンマグポット500と比較すると径が小さくやや縦長になっています。
\ハンドルありのクッカーが欲しい方はこちらがオススメ/
リッドも非常にシンプルになりました。「SOLO Pot」のロゴが入っている専用設計のリッドです。
エバニューといえば赤いシリコンのついたツマミが特徴的ですが、人によっては切り取って使うなど好みが分かれていました。
ソロポットはシリコンがなくツマミが剥き出しになったことでシンプルかつ無骨な見た目に仕上がっています。
随所に見えるULへのこだわり!
内側には3本のメモリ線があります。
それぞれ下から160ml、320ml、400mlで、満水まで入れると600mlとなっています。
実はこれ「160mlでアルファ米」「330mlはカップ麺」「400mlは袋麺」にちょうどいい容量になっているんです。
山で必要な量の水がすぐにわかるので、貴重な水や燃料を無駄にしません。
山ごはん向けに考えられた設計が嬉しい
Ti Solo Pot NHのスペック
サイズ | 径97×深さ100mm |
容量 | 550ml(目盛付き) |
質量 | 76g(シリコンリング含む) |
材質 | 純チタン(国内製造) |
生産国 | 日本 |
価格(税込) | 6,380円 |
110サイズのガス缶がちょうどスタッキングできるサイズなのでガスバーナー派の方も使いやすい設計です。
本体の他には難燃のシリコンリングや収納袋が付属しています。
EVERNEW:Ti Solo Pot NHレビュー
それでは実際の使用感をレビューしていきます。
無駄のないシンプルがフォルムがカッコイイ
ハンドルが無くなったことでフォルムがかなりスッキリしました。
シリコンバンドの色合いなども含めて全体的にシックな印象に仕上がっています。
また、ハンドルがないと汚れた時に洗いやすいという隠れた魅力があります。
他のクッカーとスタッキングがしやすい形状
スタッキングをするときに外径はちょうどいいのにハンドルが引っかかることがよくありますよね。
Tiソロポットはハンドルレスの恩恵でクッカー側面に余計な凹凸がないのでミリ単位のスタッキングが可能です。
スタッキングには「Ti400NH」や「Ti400FD」が最適。
どちらもカップとしての使用はもちろん、小型のクッカーとしても使える名品です。
値段もお手頃なので、せっかくならノーハンドルで揃えるとよりUL化できますね!
\Ti400NHのレビュー記事はこちら/
水切れのいい注ぎ口
エバニューのポットには非常に水切れのいい注ぎ口がついています。
ポットを直接持つと注ぎ具合を微調整しやすく、線のように細く注げるのでコーヒーとの相性も抜群です。
ただし、中身が多い状態で傾けすぎると蓋の隙間からダバダバとお漏らししてしまうので注意してください。
お湯を勢いよく注ぐ時は蓋を外しましょう
EVERNEW:Ti Solo Pot NHのデメリット
シリコンリングは熱くて持てない
Tiソロポットに採用されているのはEVERNEW独自開発の難燃シリコンリングです。
アルストと組み合わせて使用していますが、多少の火が当たったぐらいでは溶けたりしません。
しかし、シリコンリングがあっても沸騰直後などは熱くて持てないです。
少し冷ましてから持つか、ポットリフターを使いましょう。
メーカーからはこちらのNABETSUCAMが推奨されています。
軽量かつコンパクトでいいのですが、自分は使っていて少し頼りなさを感じました。
クッカーを持って食事するときなどはしっかりと保持できるリフターがオススメです。
EVERENEW:Ti Solo Pot NHスタッキング例
- チタンソロポットNH
- 400FD NH
- チタンダブルマグ180
- X-MESH STOVE
- チタンアルコールストーブ
- ライター
- カトラリー
- Nicktsucam
- レザーパット
- 燃料用アルコール
内容はこんな感じ。これだけ詰め込んでも付属のスタッフサックに全て収まります。
せっかくのULアイテムなので、熱源も軽量なアルコールストーブがおすすめです。
\軽量で使いやすいアルストはこちら/
まとめ
以上、EVERNEWのTiソロポットNHについて紹介しました。
正直なところ、万人受けするのはハンドルのあるクッカーだと思います。
しかし、ハンドルレスの場合はポットリフターやカーボンフェルトを巻くなど、どうすれば快適に使えるかを自分で工夫する楽しさが感じられるクッカーです。
UL思考の方や、ギアを使う楽しさを味わいたい方にはとてもオススメなので是非手に入れてみてください。
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