関東最強パワースポットと呼び声高く、毎年多くの参拝者が訪れる「三峯神社」。
神聖な雰囲気に包まれた境内には、豪華絢爛な建物をはじめ、絶景を一望できる展望台など見どころが盛りだくさん。
拝殿参拝だけでもご利益を感じますが…
そこから1時間ほど山道を経て辿り着く「三峯神社・奥宮」は別天地!
自分の足で苦労して登った先にある奥宮ではより一層そのパワーを感じられるはずです。
せっかく三峯まで行ったら奥宮に参拝することをオススメします!
しかし、奥宮が位置する妙法ヶ岳山頂に辿り着くには、最低限の登山装備や注意が必要になります。
これから奥宮参拝を検討されている方に向けて、服装や持ち物、参拝ルートをわかりやすく紹介します。
- マイカー・公共交通機関のアクセス方法
- おすすめ参拝ルート
- 必要な装備・服装
三峯神社・奥宮へのアクセス
車でアクセスする場合、三峯神社のすぐそばにある「三峯神社駐車場」が利用可能です。
通常8時〜18時まで
- 二輪車 210円
- 普通車 520円
- マイクロバス 1,040円
- 大型バス 1,570円
利用料金
- 二輪車 210円
- 普通車 520円
- マイクロバス 1,040円
- 大型バス 1,570円
平日や早めの時間帯に行くなど余裕を持ったスケジュールで臨むことをおすすめします。
・池袋→西武秩父 1,490円
(特急ラビュー代700円込)
・西武秩父→三峯神社 950円
往復運賃 4,880円
西武線特急ラビューの乗車時間が約80分。西武秩父駅からバスで約75分です。
三峯神社・参拝詳細
奥宮へ行く前に、まずは拝殿へ参拝しましょう。
見どころ盛りだくさんの境内を参拝
駐車場に車を停め、参拝登山開始!まずは駐車場正面の階段を登っていきます。
階段を登った先にあるのが全国でも珍しい形をした「三ツ鳥居」です。金色の美しい装飾が施された鳥居からは、神聖な雰囲気が漂います。
両脇には一般的な狛犬ではなくオオカミが鎮座して参拝者を迎えています。
境内参道入り口「三ツ鳥居」の修繕工事を下記日程にて行います。
工事期間中は安全の為、囲いをさせていただきます。
また、工事内容によっては鳥居を迂回していただく場合がございます。
御参拝の皆様にはご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解・ご協力をお願い申し上げます。工事期間:令和5年9月13日~10月31日
”三峯神社公式ホームページより引用”
※期間の延長があった場合には改めてお知らせいたします
鳥居をくぐり坂を登っていくと左手に「随身門」が見えてきます。
こちらも非常に鮮やかな装飾が施されており思わず息を呑むほどの大迫力。
手前にいる人と比較するとその大きさがわかりますね
随身門を抜け参道を進むと「拝殿」が現れ、参拝する人達で賑わっています。
拝殿の両脇には重忠杉と呼ばれる御神木があり、それぞれから氣をいただくことができます。
拝殿のすぐ左側の敷石には有名な「龍神様」がいます。
平成24年の辰年に突如としてその年の干支である龍(辰)の模様が現れたとのこと。
敷石が乾いた状態でも確認することができますが、水を掛け濡らすとその姿をはっきりと拝むことができます。
2つある赤い丸が目ですね!
拝殿への参拝を終えたら「遥拝殿」にいきます。
遥拝殿(ようはいでん)は秩父の山並みを眺望することができる展望台になっています。
開けた景色に山の空気を存分に感じられるとても清々しい場所です。
景色の他に、右手にはこれから目指す奥宮も見ることができます。
三峯神社奥宮・参拝登山詳細、その難易度は?
いよいよ標高1,332mの妙法ヶ岳山頂・三峯神社奥宮へ向かいます。
奥宮参道入口から奥宮は往復2~3時間の道のりです。
奥宮参拝の服装と装備
本格的な登山装備はなくても大丈夫。
しかし、山頂直下には鎖場もあるので最低限の装備は必要です。
これだけは準備しよう!
- トレッキングシューズ
- 動きやすく体温調節しやすい服装
- 飲みもの、軽食
足場がぬかるんでいたり滑りやすい場所もあるので、サンダルやヒールの高いものでは登れません。
トレッキングシューズもしくは履き慣れたスニーカーが望ましいです。
山では汗びえや急な天候の変化で体温を奪われると思わぬトラブルにつながることも。
速乾性のあるインナー+防風性のシェルなど体温調節しやすい服装で臨みましょう。
また、山の中には自販機などはないので飲み物や軽食があると安心です。
奥宮登拝の詳細
奥宮参道入口からしばらくは歩きやすい舗装路が続きますので、杉並木の森林浴を楽しみましょう。
空気が綺麗でとても気持ちがいい…。心まで洗われている気分です。
しばらく歩くと現れる石造りの鳥居。鳥居は全部で4つあり登山者の目印にもなっています。
ここから先は段々と登山道らしくなっていきます。
斜度は緩やかですがところどころ木の根が張り出しています。
足を取られないように気をつけながら進みましょう。
二つ目の鳥居を超えたあたりからは斜度もキツくなり険しくなってきます。
ここから次の鳥居までが体力的にも1番キツイところです。
途中細くなっている道もあるので落ちないよう足場に気をつけてください。
三つ目の鳥居を超えると尾根に出てアップダウンも多くなります。
4つ目の鳥居からは更に道が険しくなり、雰囲気的にもいよいよといった感じ。
所々にある倒木から自然の力強さを感じます。
鉄階段が見えたら山頂はあと少し!一度登った後の下りが少し急なので気をつけてください。
そして最後の難所、鎖場を越えると妙法ヶ岳頂上奥宮です。
妙法ヶ岳山頂、三峯神社奥宮到着!
奥宮は拝殿や随身門のような煌びやかさはありませんが、本来神様がいらっしゃる奥宮ならではの神聖な空気感があります。
苦労して登ったのも相まって、より一層ご利益を感じられます。山頂からの景色も抜群なのできっと登ってよかったと思うはず!
奥宮登拝を終えたら同じルートで下山です。自分が思っている以上に疲労が溜まっていますので無理せず休みながら降りましょう。
下山後はお土産屋さんやお食事処があるので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は三峯神社拝殿から奥宮参拝についてまとめました。
奥宮参拝は自分の足で山頂まで登らなければなりません。
しかし、苦労して登って辿り着いた場所ではより一層ご利益を感じられるはずです。
登山の難易度は高くないので初心者でも登拝は可能です。
事前に最低限の装備を整え、奥宮登拝に挑戦してみてはいかがでしょうか。
また、三峯神社は「宝登山神社」「秩父神社」とあわせて「秩父三社」の一つに数えられています。
宝登山神社のある宝登山に登った記事もありますのでそちらもぜひ読んでみてください。
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