駒ヶ岳〜黒檜山縦走!冬山登山入門の赤城山を歩く

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2023年2月18日、群馬を代表する「赤城山」に登ってきました。

赤城山といえば、アカヤシオ・新緑・紅葉・霧氷など四季折々の景色を堪能できる魅力的な山です。

積雪期には「雪山デビューに最適な山」としても人気があり、多くのハイカーがスキルアップのために足を運びます。

しかし、雪山入門向けといっても百名山に名を連ねる赤城山。
入門者でも登れるのか心配な方もいるのではないでしょうか。

今回はそんな方に向けて、登山初級者の僕が雪山登山に初挑戦した内容をまとめました。

この記事を読むとわかること
  • 登山初級者が実際に登ってみた感想
  • オススメ登山ルートの詳細
  • マイカー・公共交通機関のアクセス方法
目次

赤城山ってどんなところ?

赤城山の紹介

赤城山は一つの山を指すのではなく、幾つもの山で構成された山塊をまとめて赤城山といいます。

地元民からの親しみも深く、古くから山岳信仰の対象とされてきました。
信仰スポットをめぐる「地獄めぐり」や、赤城山を祀る群馬県屈指のパワースポット「赤城神社」が有名です。

また、登山の他にもサイクリングツアーや氷上ワカサギ釣りなどアクティビティも盛んに行われています。

登山初級者が赤城山に登ってみた結論

冬の赤城山は登山初級者でも登ることができました!

魅力
注意点
  • 雪山デビューに最適
  • 冬ならではの絶景
  • 全くの初心者では厳しい
  • 最低限の装備が必要
  • 路面の凍結

コースタイムや距離が短く、雪山としての難易度も高くないので、雪山デビューに最適な山といえます。

雪化粧された山の美しさや、雪の上を歩く楽しさといった雪山の醍醐味を堪能できます。

しかし、あくまで雪山入門用の山に適しているというだけで、登山初心者は注意が必要です。

山登りにある程度慣れてからチェーンスパイクなどの雪山装備を整えて挑戦するようにしましょう。

また、冬の時期は路面の凍結があるので、車のスリップにも注意してください。

赤城山登山詳細

赤城山(駒ヶ岳→黒檜山)登山ルート

おのこ駐車場を起点に、駒ヶ岳→黒檜山を縦走します。

登頂後は大沼、赤城神社を経由する周回ルートです。

登山ルート/コースタイム
  • おのこ駐車場 10:30
  • 駒ヶ岳登山口 10:32
  • 駒ヶ岳 11:55
  • 黒檜山 13:37
  • 黒檜山登山口 16:05
  • 赤城神社 16:32
  • おのこ駐車場 16:50

タイム:6時間20分(休憩2時間40分)/距離:5.5km

途中写真を撮ったり、休憩をかなり長めに取ったのでコースタイムがかなり長くなってしまいました。

標準のペースであれば4時間弱で行けると思います。

駒ヶ岳・黒檜山 / taku(詳細はプロフURLからブログへ)さんの駒ヶ岳(群馬県)赤城山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
taku

YAMAPの活動記録も載せておきますので是非ご活用ください!

赤城山へのアクセス方法

車でアクセス

赤城ICからおのこ駐車場までは約35分の道のり。

駐車場は複数ありますが、1番大きいおのこ駐車場にはトイレや自販機があるのでオススメです。


公共交通機関でアクセス

公共交通機関でアクセスする場合、JR前橋駅と東武線前橋駅から赤城山方面行きバスが利用できます。

平日は乗換が必要ですが、土日祝日は直行便が出ています。

前橋駅→ビジターセンター 1,500円
中央前橋駅→ビジターセンター 1,450円

駅からの所要時間は1時間程度です。

おのこ駐車場から登山開始

おのこ駐車場に車を停め、登山開始!
100台ほどのキャパがありますが、10時頃に着いた時はほぼ満車でした。

駐車場にはトイレがあります。
ここより先にはないので身支度を整えておきましょう。

今回は友人も初雪山!装備ばっちりで臨みます。

まずは駒ヶ岳登山口を目指します。
といっても駐車場からは2分ほどの距離です。

登山口から先はすぐに登山道へと変わります。
チェーンスパイクとゲイターを装着して準備万端。

今回は積雪量がそこまでじゃなかったのでチェーンスパイクで通していけました!

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\使っているゲイター/

この日は天気も良くて華々しい雪山デビュー戦となりました。

最初は平坦ですが、すぐに登りへと差し掛かります。

雪景色に圧倒的に映えている友人の赤い背中を追いかける登山。

こんな感じで一日中見ていたので、赤いバックパックが欲しくなりました。

振り返ると大沼でワカサギを楽しむ人たちが見えます。
氷上ワカサギ釣りは1月上旬〜3月下旬が漁期のようです。

taku

いつかチャレンジしてみたい!

階段もありますが雪で半分ほど埋まっていました。

当たり前ですが素手で触るととっても冷たいので手袋必須です。

つづら折りの急登続きが結構キツく感じます。

ストックがあると幾分か楽に感じました。

雪山ではバスケットを大きいものに変えておくと雪に深く刺さらないので非常に快適です。

最後の鉄階段を越えると稜線にでました。

見晴らしのいいところでパシャリ。雪山コーディネートのセンスが◎ですね。

トレースから少し外れると膝ぐらいまで一気に埋まるほどの積雪量。

taku

初雪山楽しすぎてテンション上がります!

稜線を歩きながら駒ヶ岳を目指します。

所々にちょっとした雪庇もできていました。

調子に乗ってギリギリを歩きすぎないように!

駒ヶ岳登頂

駒ヶ岳に到着!ここまでの所要時間は1時間25分でした。

山頂はあまり広くなく、多くのハイカーで賑わっていました。

山頂からの景色は抜群で、大沼や山並み、関東平野を一望することができます。

少し休んだら黒檜山へと向かいます。

黒檜山までは一度標高を下げ、再び登り返さなければなりません。

登り始めてから薄々気付いてしましたが霧氷が無い。楽しみにしてたので残念です。

後々調べてみると、霧氷は水分が風によって木に吹き付けられてできるため一定の条件満たしていないと見られないそう。

  • 気温が氷点下
  • 風が吹いている
  • 霧などの水分がある
  • 日差しの影響を受けにくい早朝
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このような条件下で発生しやすいそうです!

鞍部を越えたらすぐに登り返し。
ここの登りでは降りてくる方も結構いるので、無理せず譲り合いながら登りましょう。

場所によってはかなりの積雪量で、少しでも踏み外すと一気に埋まってしまいます。

少し登ったところに絶景スポットの案内。

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進路と逆ですがせっかくなので行ってみましょう!

60歩ほどで本当に絶景が!!
予期せぬご褒美に疲れも吹き飛びます!

黒檜山山頂の手前にある黒檜山大神。

麓の赤城神社のような豪華さありませんが、神聖な雰囲気に包まれています。

この後の無事を祈って山頂へと歩みを進めます。

黒檜山登頂

黒檜山大神を越えるとすぐに黒檜山山頂です!ここまで約3時間でした。

山頂は広く展望もありますが、ここから2分先にある絶景スポットでの休憩がオススメです。

至る所に展望ポイントがあるのですぐに足が止まってしまいます。
せっかくなので景色を楽しみながら休憩としましょう。

今回のご飯はチリトマト。
凝った料理を作りたいと思ってはいるものの、なかなか手が出ません。

十分に休憩も取れたので下山開始!

友人がヒップソリを持ってきてくれました。

せっかくなので人がいないタイミングを見計らって滑ってみました!

友人達もこの表情、めちゃくちゃ楽しかったです!

他の登山客に配慮し、十分に安全が取れない場合はやめておきましょう。

下山中にこれから向かう赤城神社が見えました。

天気が良ければ富士山も見えるそうなので探してみてください。

ソリのおかげか、下山はあっという間でした。

黒檜山登山口から舗装路歩きで赤城神社を目指します。

ここには女性の願いは必ず叶えてくれる神様が祀られているそうですよ。

大沼を眺めながら駐車場を目指します。

無事駐車場に到着。

かなりゆっくり回ったので、僕らが1番最後でした。

まとめ

今回は雪山入門に最適な群馬の名峰「赤城山」を紹介しました。
距離や時間も短く、踏み跡も明瞭なので雪山が初めての僕でも安心して登ることができました。

春には「アカヤシオ」その後も新緑や紅葉が楽しめますので是非足を運んでみてください。

赤城山以外の百名山では、同じく山岳信仰のある「両神山」もオススメです。
以下の記事では実際に登った内容をまとめているので合わせて読んでみてください。

その他にも、初心者〜中級者が登れる山を探したい!という方に、こちらの本がおすすめです。

アクセスに関しての情報が少ない印象ですが、関東周辺の山が厳選されているので次に登る山探しがとても楽になります。

今回登った赤城山も掲載されているのでぜひ読んでみてください。

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この記事を書いた人

1994年生まれ。
埼玉県秩父市在住。
自然溢れる秩父で趣味の「釣り」「キャンプ」「登山」など一年中アウトドアを楽しんでおります。
秩父周辺で楽しめるアウトドアの紹介や、お気に入りのギアレビューなどをお送りするコンテンツになっております。
皆様のアウトドアライフの参考になれるような記事作成を目指していきます。

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