- ケトルって嵩張るしお湯ならクッカーで沸かせばいいじゃん。
- 焚き火にかけると真っ黒に煤けて洗うのがめんどくさい。
僕も昔はそうに思っていました。
ではなぜケトルを使うのか、それはズバリカッコイイからです!
焚き火にかけられたケトルはずっと眺めていられるぐらい本当に絵になります。
ただ、どんなケトルでも焚火で使える訳ではありません。
そこで、今回は焚き火との相性抜群な、「キャンプファイヤーケトル」を紹介していきます。
ケトルを使うメリットやキャンプファイヤーケトルの使用感がわかるので、是非最後まで読んでみてください。
クッカーとケトルの使い分け
キャンプで湯沸かしをする方法は、ガスやアルコールなどの燃料で沸かす方法と、焚き火で沸かす方法があります。
必要な分だけを燃料で沸かす時はクッカーでもいいのですが、ケトルを焚き火にかけておけば焚き火を楽しみながらいつでもお湯を使うことができるメリットがあります。
また、ファミリーキャンプなどで一度にお湯をたくさん使いたい方には大容量のケトルがあると便利です。
他にも、クッカーには注ぎ口がないものが多いので、お湯を注ぐ際に一気にお湯が出ないように慎重に注がないといけません。
ケトルであれば注ぎ口が付いているので注ぎやすく、形状によってはコーヒーのドリップなど細く注ぐのに適したものもあります。
以上の理由から、お湯を沸かして注ぐことに特化したケトルがあるとキャンプで便利なのでオススメです。
参考までに僕が燃料でお湯を沸かすのに使っているクッカーはこちらです。
注ぎ口がついていて水切れもいいので燃料で一人分をサッと沸かしたい時にオススメです。
焚き火で使えるケトル
基本的にはどんなケトルでも焚き火で使うことができますが、焚き火は700〜800℃と非常に高温になるので、素材によっては変形したりプラスチックや樹脂製のパーツは溶けてしまう可能性があります。
ケトルの素材として一般的なものはアルミやステンレス、銅などがありますが、焚き火で使うケトルは耐久性の高いステンレス製がオススメです。
ステンレスは頑丈なので焚き火でガシガシ使えるのと、錆びにくいのでメンテナンス性も高く煤で汚れる焚き火使用に最適な素材です。
キャンプファイヤーケトル
北欧ノルウェーのアウトドアブランド、イーグルプロダクツ。
同ブランドから発売されている焚き火と相性抜群なケトルがキャンプファイヤーケトルです。
僕もずっと使っているお気に入りのアイテムなので、ディティールや使用感を紹介します。
サイズ展開
キャンプファイヤーケトルは0.7L、1.5L、4.0Lの3サイズ展開です。
ソロキャンプではそこまでの容量は必要ないので、コンパクトな0.7Lをオススメします。
スペック
サイズ | (約)直径14.5×高さ7.4cm |
重さ | 約236g |
材質 | ステンレス(底部:銅メッキ) |
容量 | 約0.7L |
備考 | IH使用不可 |
使用感
キャンプファイヤーケトルはとにかく見た目がとても無骨でカッコイイケトルです。
新品の時はピカピカですが、焚き火で使っているうちに味が出てくるので自分好みに育てる楽しさがあります。
素材は耐久性に優れたステンレス素材でできているので、焚き火に突っ込んでガシガシ使っても壊れたり変形したりする心配が少ないです。
また、所謂やかん型のケトルなので、熱を受ける底面積が広くお湯を早く沸かすことに長けています。
重心が低く安定しているので縦長のケトルやクッカーと比較して誤って倒しにくいです。
取っ手は2本付いているのでお湯を注ぐ際にケトルが傾きにくくなっています。
真ん中には凹みがあるのでハンガーや枝にかけた時に左右にズレずに安定してくれます。
取っ手は左右にある金具に引っ掛けておくことでバタつかずコンパクトに収納できます。
蓋の持ち手部分はスライドすることで立てた状態でロックできます。
この状態であれば焚き火にかけたまま薪バサミなどで開けやすいので意外と便利な機能です。
蓋はロック機能などがなく軽く乗っているだけなので開けやすいですが、傾けすぎると落ちてしまうので注意が必要です。
慣れてしまえば特に気になりませんし、焚き火で使うなら取り外しがしやすいメリットの方が大きく感じます。
注ぎ口はシンプルな形状なのでパッキングするときに干渉しにくいです。
ただゆっくり注ぐと側面をつたって垂れやすいので、サッと傾けて注いで、注ぎ終わった時もサッと戻すと綺麗に注げます。
細く注ぎたい方はノズルを取り付けるとドリップポットのように注げるのでオススメです。
画像のノズルはsosogu_Regularです。
まとめ
以上、焚火との相性抜群なイーグルプロダクツのキャンプファイヤーケトルについてまとめました。
焚き火と一緒に眺めていても飽きないデザインで、焚き火が好きな方や無骨なギアが好きな人はきっとお気に入りのギアになります。
頑丈で長く使えるものなので、自分好みにカッコよく育ててみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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