【棒ノ折山】プチ沢登りのアドベンチャー!さわらびの湯→滝ノ平尾根周回ルートを紹介

2022年11月5日、奥武蔵エリアの「棒ノ折山」を登ってきました。

今回は「さわらびの湯」を起点に周回コースを紹介します。

この記事を読むとわかること
  • 登山初心者が実際に登ってみた感想
  • オススメ登山ルートの詳細
  • マイカー・公共交通機関のアクセス方法
目次

棒ノ折山ってどんな山?

棒ノ折山(棒ノ嶺)とは

棒ノ折山は埼玉県と東京都の境にある標高969mの山です

低山ではありますが、筋を歩く周回コースでは沢を渡ったりゴルジュ帯を通過したりと変化に富んでおり、まるでアドベンチャーのような登山が楽しめる山で多くのハイカーが足を運んでいます。

登ってみた結論

結論から申し上げると、棒ノ折山は登山初心者の僕でも登ることができました

魅力
注意点
  • 迫力満点のゴルジュ帯
  • 沢登りや鎖場•岩場歩きがあり山慣れに最適
  • 登山後に気軽に寄れる温泉
  • 滞在時間が長いので余裕のあるスケジュールが必要
  • 降雨後は岩場や木の根が滑るので注意
  • 標高差700m以上の上りなので最低限の体力がないと厳しい

間違えやすい箇所にはちゃんと標識もありルートはわかりやすいのですが、足場が悪く登りが長いので全くの初心者にはキツく感じるかもしれません。

初心者が1番初めに登るよりは、もっと難易度の低い山から始めてステップアップするに最適な山だと思いました

棒ノ折山 登山詳細

登山ルート

今回の登山ルートは、日帰り入浴施設さわらびの湯を起点に、白谷沢から滝ノ平尾根を周回するコースです

下山後はさわらびの湯で汗を流してから帰るのが最高に気持ちが良いので、閉館時間(18:00)に間に合うよう余裕を持った登山計画をオススメします。

棒ノ嶺(棒ノ折山) / taku(詳細はプロフURLからブログへ)さんの棒ノ折山(棒ノ嶺)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
taku

YAMAPの活動記録も載せておきますので是非ご活用ください!

車でのアクセス

”白谷沢登山口駐車場”

今回は車でのアクセスなので、国道299号線を名栗方面に向かい、さわらびの湯駐車場に停めさせてもらいました。

白谷沢登山口にも約15台分の駐車場がありますが、早い時間に埋まってしまうのと、下山後に温泉を楽しんでもらいたいのでさわらびの湯に停めていくのがオススメです。

登山開始

さわらびの湯からしばらくは車道を歩き、有馬ダムのある名栗湖を目指します。

有馬ダムはハイカー以外にも、二輪車ライダーに人気のスポットなので、僕が行った時も多くのライダーで賑わっていました。

有馬ダム堤体の通路を進み、白谷橋を渡ると白谷沢登山口があるので、そこからは本格的な登山道になります。

登り始めは樹林帯の中の細い登山道を登っていきます。
場所によっては片側が切れ落ちているところもあるのですれ違いには注意しましょう。

また、張り出した木の根や岩は濡れているととても滑るので、前日に雨が降った場合などは特に注意が必要です。

ある程度登っていくと、横を流れる白谷沢が近くなってきます。
途中に何度か現れる滝を楽しみながら、沢を横切り登っていきます。

”ゴルジュ帯を抜ける”

途中、両岸が切り立ったゴルジュ帯を抜けていきます。

迫力あるゴルジュはこのコースの核心部であり見どころです。

ゴルジュ帯の後は岩場をよじ登るような場所もありますが、危険な場所にはロープや鎖が設置されているので気を付けて登れば問題ありません。

林道までは変化に富んだルートで、まさにアドベンチャーのような感覚を楽しめます。

また、白谷沢は岩魚の生息域なので、タイミングが良ければ流れの中を悠々と泳ぐ渓流魚を見ることができます。

登山をしながら渓流魚も楽しめるのは沢があるコースならではなので、目を凝らして探してみてください。

沢を過ぎ一度林道に出た後、岩茸石を目指します。
岩茸石までは、距離は短いですが急な登りになります。

”岩茸石”

岩茸石は下山ルートの分岐の目印にもなっています。
棒ノ折山山頂を目指すルートでは右に進路を取ります。

岩茸石の分岐から、次の権次入峠までは急な登りが続きます。
途中丸太の階段がありますが、壊れていて使わないようにとの標識があるので、左側の踏み跡を登っていきましょう。

権次入峠に着きました。
この場所は広くベンチもあるので少し休んでいきましょう。

権次入峠を越えると少しフラットな道が続き、最後に一気に山頂まで上り詰めていきます。

棒ノ折山登頂

棒ノ折山登頂です。
山頂は広く、東屋やベンチもあるので好きな場所で休憩しましょう。

しかしハイシーズンや時間帯によっては、多くのハイカーで混雑してベンチなどが空いてない場合があるので、シートなどがあると安心です。

山頂からの眺望は良く、秩父の山々などを一望できます。

下山開始

滝ノ平尾根の下山ルートは、登りで通った岩茸石までは同じルートで戻ります。

岩茸石の左脇を抜け、そこから軽く下った後は登り返しがあり、一度林道に出ます。

今回の滝ノ平尾根ルートでは、計3回林道を横切ります。

3回目の林道を越えた後からは、樹林帯の下りになりますが、急な下りで木の根が張り出し滑りやすいので注意です。

また、地面が粘土質なので、降雨後はかなり滑ります。
僕が下山中も何人か滑って尻餅ついてる方がいました。

”滝ノ平登山口”

滝ノ平登山口まで戻れば、後少しでさわらびの湯です。

下山

お疲れ様でした。

下山後はさわらびの湯で疲れた体を癒していってください。

関連情報

さわらびの湯

さわらびの湯は、名栗の森に佇む日帰り温泉です。

地元優良木材である西川材を使った雰囲気の良い建物に、湯当たりが優しい泉質が登山で疲れた体を癒してくれます。

館内は綺麗でくつろげるスペースが十分にあり、ちょっとしたお土産も買えるので是非立ち寄ってみてください。

一つ注意点としては、閉館時間が18時と早いので、下山後による場合は余裕を持ったスケジュールが必要です。

さわらびの湯公式サイトはこちらになります。

動画

友人が今回の登山動画をまとめてくれているのでよかったらそちらも見てください!

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この記事を書いた人

1994年生まれ。
埼玉県秩父市在住。
自然溢れる秩父で趣味の「釣り」「キャンプ」「登山」など一年中アウトドアを楽しんでおります。
秩父周辺で楽しめるアウトドアの紹介や、お気に入りのギアレビューなどをお送りするコンテンツになっております。
皆様のアウトドアライフの参考になれるような記事作成を目指していきます。

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