【棒ノ折山】プチ沢登りのアドベンチャー!初心者向け登山ルートを徹底解説

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2023年4月30日、奥武蔵エリアの棒ノ折山(ぼうのおれやま)に登ってきました。

棒ノ折山は埼玉県と東京都の境にある標高969mの山で、棒ノ嶺と呼ばれることもあります。

棒ノ折山ってどんな山…?

低山ではありますが「沢渡り」や「ゴルジュ帯の通過」など変化に富んだコースが特徴です。まるでアドベンチャーのような登山がお手軽に楽しめる山として多くのハイカーが足を運んでいます。

漫画「ヤマノススメ」の舞台になっていることでも有名です。

今回は初級者から経験者まで楽しめる王道コースをご紹介。

アクセス方法や下山後の温泉情報もまとめているのでぜひ最後までご覧ください。

棒ノ折山(棒ノ嶺)に登った結論

結論から申し上げると、棒ノ折山は登山初級者の僕でも登ることができました。

魅力
  • 迫力満点のゴルジュ帯と沢登り
  • 易しい鎖場・岩場があり山慣れに最適
  • 登山後に気軽に寄れる温泉が最高
注意点
  • 累積標高が900mほどあるので最低限の体力がないと厳しい
  • 降雨後は岩場や木の根が滑るので注意

清流が足元を流れる沢歩きや迫力あるゴルジュ帯の通過などアドベンチャーのような登山が楽しめます。

鎖場や岩場も点在していますが、難易度は高くないので登山スキルが低くても登ることができます。

ただし、足場が悪く登りが長いので初めて登山をするような方はキツく感じると思います。

難易度の低い山で経験を積んでからチャレンジするとより楽しめます!

棒ノ折山(棒ノ嶺)のアクセス方法

車のアクセス情報
”さわらびの湯第3駐車場”

さわらびの湯「第3駐車場」が利用可能。

駐車場はさわらびの湯とノーラ名栗の間にある未舗装の区間です。

公共交通機関のアクセス情報
”さわらびの湯バス停”

西武池袋線飯能駅→国際興業バス乗車→さわらびの湯バス停下車

運賃:670円/所用時間:約45分

\クリックするとバス時刻表が見られます/

棒ノ折山(棒ノ嶺)登山詳細

初級者にもオススメの登山ルート

今回の登山ルートは「日帰り入浴施設さわらびの湯」を起点に白谷沢から滝ノ平尾根を周回するコースです。

往路は沢登り・鎖場・岩場がある一番人気のコース。復路では滝ノ平尾根を使う周回ルートなので登りとは違う景色が楽しめるのも魅力です。

下山後はさわらびの湯に浸かって登山の疲れと汚れを落としていくことをオススメします。

定番コースなので迷ったらこちらのコースで間違いなし!

閉館時間が18:00なので余裕を持った登山計画をオススメします。

≫ さわらびの湯公式HPはこちら

YAMAPの活動記録も載せておきますので是非ご活用ください!

さわらびの湯〜棒ノ折山

さわらびの湯に車を止め登山開始!登山口まで30分ほど舗装路を歩きます。

”有馬ダム”
”秋は紅葉も見応えがあります”

道中の有馬ダムは二輪車ライダーに人気のスポット。僕が行った時も多くのライダーで賑わっていました。

有馬ダム堤体の通路を進むとすぐに白谷沢登山口があります。

棒ノ折山は新緑と紅葉の時期が特に人気です。
新緑の時期はウツギやツツジなどの花が登山口までの道のりを彩ります。

登り始めは樹林帯の中の細い登山道を進みます。

場所によって片側が切れ落ちているのですれ違いに注意しましょう。また、張り出した木の根や岩は濡れているととても滑るので前日に雨が降った場合などは特に注意が必要です。

ある程度登っていくと横を流れる白谷沢が近くなります。

何度か沢を渡ることになるので、防水の登山靴があると安心です。

両岸が切り立った「ゴルジュ帯」の通過。

迫力あるゴルジュはこのコースの核心部であり一番の見どころスポットです。

ゴルジュ帯の後も岩場や鎖場の連続。

危険な場所にはロープや鎖が設置されているので気を付けて登れば問題ありません。

変化に富んだルートでアドベンチャーのような感覚を楽しめます。

”並んで泳ぐ2匹の岩魚”

また、登山道には多くの自然が残っています。

清流を泳ぐ岩魚や自生している花など自然が楽しめるのもこのコースの魅力です。

沢を過ぎ林道に出た後は「岩茸石」を目指します。
距離は短いですが心臓破りの急登になっているので無理せず登りましょう。

”岩茸石”

岩茸石は下山ルートの分岐の目印にもなっており、山頂を目指すルートでは右に進路を取ります。

岩茸石の分岐から再び急登が続きます。

所々木の根が張り出しているので気をつけて下さい。

棒ノ折山〜さわらびの湯

棒ノ折山登頂!
ここまでの所要時間は約3時間でした。

山頂からは天気が良ければ秩父の山々などを一望できます。

当日はあいにくの曇り空…。

山頂は広く東屋やベンチもあるので休憩に最適です。

ただし、ハイシーズンは混雑するのでシートなどがあると安心です。

下山ルートは登りで通った岩茸石まで同じルートで戻ります。

岩茸石の左脇を抜けた後は林道を3回横断しながら下山します。

下りは単調な樹林帯歩きです。

眺望が開けている場所もありますが、ささっと温泉を目指しましょう。

3回目の林道を越えた後からは樹林帯の下りは注意が必要です。

滝ノ平登山口に出たら後少しでさわらびの湯です。

さわらびの湯周辺には寒い時期に咲く「冬桜」がありこちらも見どころスポットになっています。

関連情報

さわらびの湯

名栗の森に佇む日帰り温泉

地元優良木材である西川材を使った雰囲気の良い建物に、湯当たりが優しい泉質が登山で疲れた体を癒してくれます。館内は綺麗でくつろげるスペースが十分にあり、ちょっとしたお土産も買えるので是非立ち寄ってみてください。

閉館時間が18時と早いので、下山後による場合は余裕を持ったスケジュールが必要です。

≫ さわらびの湯公式HPはこちら

山行動画

過去に棒ノ折山を登った時の動画を友人がまとめてくれているのでよかったらそちらもご覧ください。

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この記事を書いた人

1994年生まれ。
埼玉県秩父市在住。
自然溢れる秩父で趣味の「釣り」「キャンプ」「登山」など一年中アウトドアを楽しんでおります。
秩父周辺で楽しめるアウトドアの紹介や、お気に入りのギアレビューなどをお送りするコンテンツになっております。
皆様のアウトドアライフの参考になれるような記事作成を目指していきます。

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