甘利山〜千頭星山、レンゲツツジと大パノラマの山へ日帰り登山

甘利山登山

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2024年6月8日、山梨県韮崎市にある「甘利山」を歩ってきました。

甘利山ってどんな山…?

甘利山は南アルプスの鳳凰山前衛に位置する山で標高は1731.4m。6月上旬〜中旬にはレンゲツツジと富士山を望む大パノラマに心癒されながら登ることができる山です。

今回紹介するのは甘利山から千頭星山へピストンするコース。

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アクセス方法や駐車場、下山後の温泉情報もまとめているのでぜひ最後までご覧ください。

目次

甘利山〜千頭星山に登った結論、難易度は?

山頂まで徒歩30分の場所に駐車場あり。

▶︎登山難易度が低く、初心者でも安心して登ることができます。

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ただし、千頭星山まで縦走するコースは本格的な登山!

体力度難易度オススメ度
”千頭星山ピストンコース”
魅力
  • 山を覆い尽くすレンゲツツジの大群生
  • 富士山や甲府盆地を見渡せる大パノラマ
注意点
  • 千頭星山までは急登あり
  • ハイシーズンは駐車場が混雑
  • 駐車場までの道が狭くアクセスしづらい

レンゲツツジの大群生と大パノラマ

”山頂から望む富士山とレンゲツツジ”

6月上旬〜中旬にかけて満開になるレンゲツツジ。

山頂を覆い尽くすほどの大群生は感動すら覚えるほどの大絶景です。

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甘利山に登るなら絶対にレンゲツツジの最盛期!

千頭星山は本格的な登山

“千頭星山への道は急登あり”

甘利山から千頭星山へ縦走するコースにはガツンとした急登が控えています。

危険箇所はないので難易度は低めですが、コースタイムが片道2時間ほどの本格的な登山となりますのでしっかりした装備で臨みましょう。

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さっきまで観光地気分でいたのにいきなり顔面を引っ叩かれる感じ。

アクセス難、電波もなし

韮崎市街から駐車場へと続く県道甘利山公園線は標高差1,200mを登るつづら折りが多い道路です。道幅も狭いので対向車とのすれ違いに注意してください。

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山道は慣れているけどそれでも気を遣う道路だった。当日は事故も起きてたし…。運転に自信がない方はタクシーの利用も推奨されています。

甘利山周辺は電波が弱いです。地図アプリを利用する方は事前のダウンロードを忘れずに!

甘利山(千頭星山)のアクセス、駐車場

車でアクセスする場合

車のアクセス情報はこちら
”広河原駐車場”
”駐車場にはトイレあり”

甘利山広河原駐車場が無料で利用できます。

◆甘利山広河原駐車場
〒407-004
山梨県韮崎市旭町上篠北割
駐車台数:約80台
料金:無料
備考:トイレ有、中央自動車道韮崎ICから約60分

ハイシーズンは利用者が多く満車になるので時間に余裕を持っていきましょう。

公共交通機関でアクセスする場合

公共交通機関のアクセス情報はこちら

電車でアクセスする場合は、JR中央本線韮崎駅下車。

駅から登山口までは韮崎駅発着の定額タクシーも運行されています。

▶︎ 甘利山タクシーの詳細はこちら

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料金は片道2,500円/人。完全予約制。

甘利山の登山詳細

甘利山のオススメ登山ルート

甘利山登山コース
甘利山の主要コースタイム距離
甘利山周回コース0:491.7km
甘利山→千頭星山ピストン3:447.0km
”YAMAPのモデルコースより引用”

甘利山は駐車場から30分足らずで登れてしまうので、登山を楽しみたい方には物足りなさも。

今回紹介するコースは甘利山から千頭星山へ登るピストンコース。千頭星山は片道2時間弱かかるので、登山を楽しみたい方にはうってつけのコースです。

千頭星山から10分ほど進んだ眺望ポイントからは、南アルプスの「鳳凰三山」を望むこともできるので体力に余裕のある方はぜひこちらのコースを歩ってみてください。

鳳凰三山とは?

南アルプス北部にある薬師岳(標高2780m)、観音岳(標高2840.4m)、地蔵岳(標高2764m)の総称 オベリスクと言われる地蔵岳が有名です。

YAMAPの活動記録はこちら

レンゲツツジの大絶景、甘利山から千頭星山へ / taku(詳細はプロフURLからブログへ)さんの奥甘利山千頭星山甘利山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
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YAMAPの活動記録も載せておきますので是非ご活用ください!

レンゲツツジの大群生地、甘利山へ

午前7時34分、甘利山を目指して登山開始。既に満車の駐車場ではたくさんのハイカーが準備を始めていました。

開始直後からいきなり分岐ですが、東屋方面の眺望がひらけてるとのことなのでそちらから山頂へ向かいます。

いきなり満開のレンゲツツジがお出迎え。これから目指す甘利山への期待値も爆上がりです。

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事前情報によると山頂付近のレンゲツツジは最盛期真っ只中。今年は特にきれいに発色しているそう!

駐車場から甘利山山頂まではおよそ30分。観光地化されているので非常に歩きやすい登山道になっています。

”スズラン”
”シロバナヘビイチゴ”

足元に目を向けるとこちらにもたくさんの花が咲いており、何度も足を止めて写真撮影。

100m程で東屋に到着。しかし、あたり一帯を霧が包み込んでおり富士山や甲府盆地は見えませんでした。

カメラマン達も霧が晴れるのを今か今かと待ち構えています。

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だんだん晴れてきた!

あたりを覆っていた霧も次第に晴れ、植物たちを明るく照らし始めます。

天気も良くなってきたので山頂を目指すと、段々と株数が増えてきました。中には黄色い花を咲かせている株も。

うわ!めっちゃ咲いてる!!

想像を遥かに超えるレンゲツツジの大群生に一同歓喜。

そして先ほどまで見えていなかった富士山もひょっこり顔を出していました。

青空とレンゲツツジのコントラストが別世界にきたような美しさですね。

午前8時19分、甘利山山頂に到着。

山頂からも富士山がばっちり見えますね。

taku

マジできてよかった!歩きやすいし眺望もいいし甘利山最高じゃん!

甘利山〜千頭星山

甘利山のピークを踏んだので、お次は千頭星山を目指します。

甘利山の標高が1,731mに対し、千頭星山の標高は2,139m。ここからは本格的な登山になるので装備を整えておきましょう。

\登山靴を持っていない方はこちらがオススメ/

結構な急登を登っていくのですが、振り返ると先ほどまでいた甘利山や富士山を見渡すことができます。

何度も立ち止まって振り返る、この繰り返しなので中々進みません。

千頭星山までの道のりにはヤマツツジやズミなどの花が咲いています。

桜に似ていますがりんご属の木。寒い時期には赤い実をつけるそう。

平坦な道と急登を繰り返しながら標高を上げていきます。

この辺りではまだまだ余裕の笑顔がある駆け出しハイカーY氏。

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ただこの後の急登続きでバテてしまいすれ違うベテランハイカー達から励まされてた。

頭上や足元、どこを切り取ってもたくさんの花が咲いており、花を愛でたいハイカーにはうってつけですね。

その後も登る時はガツンと登りますが、

平坦な道はとても歩きやすい。

危険箇所や道迷いしやすい分岐もないので初心者の方でも安心して歩けるトレイルです。

樹林帯を抜けるとひらけた草原エリアへ。

標高が高い分日差しが強いので日傘があると安心です。

千頭星山に到着、鳳凰三山の眺望ポイントへ

午前10時38分、千頭星山に到着。

千頭星山自体には眺望など見どころはありません。

ここから10分ほど進んだ眺望ポイントを目指します。

眺望ポイントへ着いたときには鳳凰三山に雲がかかっていてその山容を見ることは叶わず…。

と、思っていたら周囲のハイカー達から歓声にも似たどよめきが!

千頭星山 鳳凰三山

一瞬でしたが雲がとれて鳳凰三山が見えました。地蔵岳のオベリスクもバッチリ。

鳳凰三山も見ることができたので千頭星山に戻ってご飯休憩。

今日はカップ麺トムヤムクン味。酸味が効いてて美味しかった。

休憩も済ませたので下山開始。今回はピストンコースなので登ってきた道を引き返します。

体力も回復したのでパーティーの記念撮影。三者三様の格好で面白い。

1時間ちょっとで甘利山に戻ってきました。山頂は相変わらずの賑わいよう。

下山後は登山口にある「つつじ苑」さんでソフトクリームをゲット。

疲れた体に糖分が沁みる〜!とてもいい山行になりました。

甘利山周辺の温泉情報

甘利山登山後に立ち寄る温泉として定番なのは以下の2つ。

施設料金営業時間
武田乃里
白山温泉
・中学生以上 700円
・3歳以上 500円
10:00~21:00
定休日:水曜日
(祝日の場合は営業)
韮崎旭温泉・大人 600円
・小学生以下 300円
10:00~20:00
定休日:火、金曜日
(祝日の場合は翌日)
”周辺の温泉比較表”

詳細は下記リンクから公式ホームページにてご確認ください。

≫ 白山温泉HP

≫ 韮崎観光協会HP

まとめ

今回は南アルプス前衛の「甘利山・千頭星山」を歩き、この時期ならでは絶景を楽しむことができました。

特にレンゲツツジと富士山の大パノラマは圧巻。甘利山に登るならレンゲツツジの時期ですね!

甘利山は難易度も低く初心者の方向けですが、千頭星山への縦走は急登もあるのでしっかりとした装備で望んでください。

以下の記事では、同じく山梨百名山に選ばれている大菩薩嶺に登った内容をまとめています。コースバリエーションも豊富で、初心者から経験者まで楽しめる山なのでぜひ参考にしてください。

\今回使用した道具はこちら/

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この記事を書いた人

1994年生まれ。
埼玉県秩父市在住。
自然溢れる秩父で趣味の「釣り」「キャンプ」「登山」など一年中アウトドアを楽しんでおります。
秩父周辺で楽しめるアウトドアの紹介や、お気に入りのギアレビューなどをお送りするコンテンツになっております。
皆様のアウトドアライフの参考になれるような記事作成を目指していきます。

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